AIで置き換え可能な物事は、人ではなくても出来る。
これはつまり「人にしかできない物理的・心理的要素の価値が爆増する」という意味だ。
目下、外資IT大手が高収益で人材を減らしているが、「人ではなくてもできること」をやっているIT工場という事実がありのまま出ているだけである。
現実解。
物理的・心理的な要素を伴うドメイン知識は、AIやITで置き換えしづらい。
ゆえにパワードスーツのごとく「AIやITをアナログなドメイン知識に着せる」という建て付けが基本だ。
追記。
パワードスーツとして見る発想は、BIツールや統計学が流行り出した2000年台後半の動きや、
インターネットが流行り出した90年代中後半から変わっていないけども。
ただし「パワードスーツの製造メーカー」であるIT企業は物理的・心理的要素が薄く、人数を減らしても回るAIでのオートメーションが進んだ。
データ化しづらくAIやITから取り残された分野のアナログなドメイン知識が、かえって重要になっている。
ボックスコックスネット、遠藤武。