「大したことのない他者を何とかしてコッソリ没頭させようとすること」が、「やりがい」を他者に対して仕向けている人の本音。
特にサラリーマンをして使役せしむ時に多用される理由は、これだけ。
これと逆に、パフォーマンスが非常に高い人や、リーダーシップを張る人や、自分のなすべきことをしているプロは、コンディションもモチベーションも自分で整える。アスリートでもマエストロでも受験生でも、これは共通しているよね。
この落差にギクリとする人は「本当に自分の意思で物事を決めてる?」かどうかを一度疑ったほうがいい。
物理的にも心理的にも、物事から距離を取れば、自由に動けて、自分から没頭する余裕が出来る。
言葉遊びのような物言いだけど、
・面白いことだけに集中する
・つまらなく感じたら今までにない選択肢で動く
シンプルにこの二つだけで戦ってみるといい。
社会学では「きょうび社会に没頭なんてないんじゃないの?」
という問題提起があるけれど、自分の居場所を自分で組み立てる自由を確保することのほうが、誰かが用意した社会ありきで話を終わらせるより大事だよね。