「試験勉強」の本音

daily0 本音たち。

「特定の条件に応じた、パターンの記憶に基づく吐き出しの動作」ということ。

それどころか、ものごとの意味を読み解くことは関係ないということまでバレてしまった。
自分の頭で考えることが重要視されている今、それでもなお試験対策に特化するのなら、テスト理論くらいは当然知っておきたいよね。
さらに言えば、試験勉強の是非を問うのではなく、試験勉強のウラにどんなプレイヤーがいるかは即答できるようにしよう。
受験産業、資格産業、教師・教授…これらの人たちが食べていくための仕組みが業界として存在しており、多数に向けて仕掛けたマーケティングの産物でしかない。
いかに試験勉強を心理学的・社会学的に探ろうと「結局はビジネスなんだよね」というシンプルな感覚が持てないなら、なされる議論は閉鎖された空間のありきたりな残響に終始してしまう。
これと逆に、アカデミックスキルありきで、議論することが中心に据えられたプログラムの場合は、ものごとを読み解いて自分の頭で考えることが全て。
文頭をもじると「知識を仕入れ、そこからパターンを見出して、条件を特定していくアウトプットや行動」が議論やアカデミックスキルの骨格ということ。
閉鎖的にさえならなければ、あるいは閉鎖的になるよう仕向けられている価値観がコッソリ入り込んでいることにさえ気づければ、試験対策と真逆のことをするだけで、実はアカデミックスキルに辿りつけてしまうんだよね。
遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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