「傑出すること」の本音

daily0 本音たち。

傑出するということは、物事に広く深く鋭く、かつしつこく対処できてしまうということである。

教育で言えば、カリキュラムなどすっ飛ばし、広く深く掘り下げて先に行ってしまう人がいる。

音楽や美術の世界で言えば、一定のモティーフや集合知に呼応し、独自の世界観を構築してしまう人がいる。

扱う分野の基礎知識の違いはさておき、日常の思惟や体験の解釈の先で、否応なしに湧き出て来る世界観が、上記のような傑出を作る。

日常に「自分は他の人と違うところがあるのでは?」といった何らかの違和感を抱ければ幸いだ。それは、自分だけの世界観がもたらした、自分への贈り物だと言っていい。

違和感をいま感じないのであれば、幼稚園・保育園から小学校までで、疑問や理不尽さを感じたことを思い返してみよう。

傑出の種は、ここにある。

「周囲がノロノロしているなぁ」とか「周囲より数段上から眺められるぞ」と感じるようになったら、それは自分が傑出してきているというシグナルだ。

こんな状況を面白がってとことん作りだすことに、自分の時間を使うといいんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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