「科学知識の対立」への本音

daily0 本音たち。

専門知識の必要な分野で、以下の二つが対立したとしよう。

・科学的に正しいとされる策
(デメリット: 不変かつ無謬とは誰も保証しない。推進者は専門家の皮を被った営業マンの可能性大)

・ユーザーに寄り添った策
(デメリット: ともすれば、無知でも声が大きければ言いたい放題できてしまい、非科学的になりうる。)

知識を駆使できる専門家が目指すべきデメリットの低減は、後者の目線での前者の精査と、前者の目線での後者への寄与の、二点のバランスだ。

この視点を無くすと、科学的だろうと非科学だろうと、科学が人間を無視した、胡散臭い宗教と変わらない代物に堕してしまう。

疑似科学だろうと疑似科学批判だろうと、御用学者だろうと御用学者批判だろうと、科学のフンドシで相撲を取ってお布施を得る人には、等しく注意を払っておくしかない。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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