大人だろうと子供だろうと、いじめは起こりうる。
このリスクに的確に対応できるようになるには、
ちゃんと犯罪や虚偽やセコさが説明できるようになることにある。
その方法は、小学生だろうと大人だろうと関係なしに、
憲法と法律の基本を知っておくことにある。
「いじめはなくならない。だから避けよう。だから防ごう。」
というお題目は、文字通りただの無意味なお題目でしかない。
国や組織や個人の権利と義務が、具体的にどこから来るかを知る。
馬鹿げた状況を本当に回避するには、ルールブックである憲法と法律を知る。
その上で、
「ルールを扱えない人や、ルールを知ろうとしない層は、
実は情報弱者かつ社会的貧者だから、ひとまず避けておこう」
と発想すると良い。
ただ単にルールに従うだけでなく、ルールを活用して解釈できるようになれば、
いじめとは、ルールを活用できる者にとっては解決の糸口が存在する問題に読み替えられる。
単に避けるのではなく、明確にルールや世の中を読み替えて避ければ、
少なくとも知的にしなやかでいられるから、堂々としていられるんだよね。