「想像力がない」の扱い方

daily0 本音たち。

想像力がないということは、そもそもチャンスを逃してしまうことだ。

「自分の今の収入が2〜3倍になったらなあ」
「今やっている面倒事の労力が10分の1になったらなあ」
「数学や複数の外国語が扱えたら面白いのになあ」
「ストレスが不安感がどこかに消え去ってくれたらいいのになあ」

これらの願望は、現にそう出来ている人からすれば当たり前のことでしかない。

現に出来ていないということがどういう意味かというと、
現に出来る人の発想やイメージが全くかすりもせず、想像できないということだ。

これを乗り越えるには、想像ができるように、
自分の頭と行動を書き換えるだけである。
(このとき、理由付けは想像の邪魔なので一切いらない。)

「収入が多い人ってどういう思考や技術を持っているのかな?」
「面倒事を効率化している人って具体的に何をどう定義して実行しているのかな?」
「数学や外国語を扱う人はどんな本を読んでいるのかな?」
「ストレスや不安感に惑わされない人は、例えば誰だろう?どんな発想を持っているかな?」

こういう問いを素直に淡々と見定めて行くだけでいい。

もし、あなたが理由付けばかりして素直になれず、
出来ない理由ばかりを見つけてしまう状況にあるとしよう。

それは自分の内心や本心からの自己決定が出来ず、
ストレスが生じる選択肢を外面や世間体から取らされてしまっているだけだ。

内心や本心で動いているのなら、そこには我慢など一切ない。
戦略的でない我慢が少しでもあるのなら、
まずは「心のひっかかり」がどこかにあるために、
想像力を邪魔されてしまっていることになる。

このとき、まずは想像を邪魔されないスペースを、
物理的にも心理的にも作ってしまうことが先決だ。

自分のスペースは自分で作り育てて守り、
そこから想像力で攻めて行けばいいんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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