中身があろうとなかろうと、特定の様式に従って、
つらつらと文をならべていくことで、
「外国語をペラペラと話してる!」
と見せかけることが可能だ。
論点などなくても、見せかけることはできる。
とにかく思ったことを当該の外国語で口にするか、
ひたすら音読しまくればこのスキルは身につく。
論点を明確にしたり、敢えて論点をぼやかして交渉に臨む場合は、
相手の社会的な立場や、知的水準や知識格差や、
どちらがどのような側面で有利か否か、…を徹底考慮する必要がある。
話しぶりや振ってきた話題の内容から、これらがある程度逆算が出来る。
(もちろん、相手も同様であると考えていい。)
表面的に言葉に詰まったりしないようにしておく必要はあるが、
つらつらと文を並べるだけの上っ面一本やりでは、
「こいつは表面的だな」とバレる要因を作ってしまう。
敢えて「表面的だ」と思わせる思考も一つの様式ではあるけど、
素直に逆算すれば読めてしまうところでもある。
会話でも、下調べが重要ということなんだよね。