教育格差によるコンプレックスを超えるには、
格差を素直に認めた上で、出来るだけ全体像や共通点を見定めるといい。
医師も弁護士も、経済的独立を目指す人もいれば、
明らかにサラリーマン気質の人もいる(いわんや研究職をや)。
これはライセンスや学歴を前提としない勤め人の世界と変わらない。
経歴や学歴や資格が重要でないと言うつもりはない。
経歴のスナップショットだけで良し悪しを決めつけ、
「自分は大変だ」「あの人とは違うんだ」「自分だけが大変な思いをしているんだ」
という理由付けをしてしまうことは、
自分から格差を作って負けに行っているというだけだ。
どのような教育水準の階層内でも構造は似通っており、
「大変な思いをしている層」と「楽しんでいる層」がいる。
こうなってくると、本質は「知識を集めて楽しめるか否か」くらいしか残らない。
それを素直に認めるだけでいいんだよね。