「感情的になる」の照らし方 その2

daily0 本音たち。

カッとなったりイラっとしたり、不安になるとすれば、
それは実は「真っ先にもてなすべき感情」だと捉えるといい。

例えば、真正面から「ようこそ!不安様!」と、堂々と歓迎してみよう。
感情との距離の保ち方が見えれば、実はどうってことない物事だと気づける。
感情的になる状態というのは、実は現状からたまたま何となく感じた、感情を引き出す物事との距離感の近さに過ぎない。
要は「視野狭窄に陥っている」「ほかの材料が不足している」という2つが見えていないだけでしかない。
この2つをはっきり認識できれば「なんだ、他に取れる道はあるじゃないか。感情様に一杯食わされた」と気づけてしまうのである。
感情そのものが具体的な現実をもたらすというのではなく、実は感情は事実をインフレさせたものでしかないと気付ければ、それでいい。
ふと感情が沸いて来たら、感情を真正面からもてなしつつ、
消耗させられないようダラダラするなり寝てしまうなりすればいい。
人間の記憶も、人間が定める常識も、時間の経過とともに書き換わってしまう。
客観的な知識と気持ちの自己正当化で、感情をもてなしてしまうくらいでちょうどいいんだよね。
遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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