すでに広く知れ渡って来たが、
権限の強いデータ分析職やFP&Aは立場が高くリモートが可能で年収が高い。
そして市場に人が少ないので、少しとっかかりがあればあっさり転職できてしまう。
事実をありのまま言うと、
データ分析職やFP&A(ないし管理会計)について、
既存の発想のまま他の部門や職位と同レベルの低い年収しか支払わなかったり、
それどころか人が集まらないゆえに派遣社員で募集しているケースさえある。
この事実について、怒り心頭に発するか絶望するかは各自の判断だが、
逆から捉えれば「サクッとデータ分析職やFP&A関連職の経験を積んで、他に移ればいい!」と言い切って差し支えない。
現にそのようなプラスのキャリアホッピングで、年収と職位を上げているケースをあちこちで見かけるようになった。
組織で過ごす場合、さしたる非常識な実績もなく昇進できないまま、
常識的な30代後半や40代を迎え、そのままくすぶってしまうケースは決して少なくない話であり、
JTC(日系大手企業)におけるリストラや、部門や子会社まるごと外資に売却して失職…というケースが昨今で目立つ。
いっぽう、データ分析やFP&Aの場合、非常識な動き方がいくらでもできてしまう。
特にFP&Aの場合、グローバル企業や外資企業には確実にポジションがあるにもかかわらず、そもそも圧倒的に人が足りていない。
となれば、いくらか経験があれば採用のハードルが低く、仮に組織が売却や撤退などでなくなっても、他の企業にFP&A経験者の需要があるため、生き残れてしまうのだ。
現実解。
データ分析職がそれだけ求められているから、大チャンスだらけ。
特に権限の付与が足りないとか、環境が甘い場合、もっと伸びる環境に有利に移ってしまおう。
boxcox.net、遠藤武。