経営 その72 〜 妥協。

daily1 商い。

常識のレベルに流されて妥協させられるより、
納得行く範囲を成長込みで定め、主体的に妥協するといい。
妥協する点も、それを破壊した次のレベルも、自分で決める。

現実解。
常識に流されると、意思決定の軸を他人に譲り渡すことになる。
そうなってしまっては、消極的な妥協を押し付けられるだけだ。

そうではなく「よし、自分で決めてここまでやり遂げた」と、
心底実感出来るようなレベルを探るのである。

このとき、成長の可能性を探ることについては、
妥協せず積極的に、かつ楽しく動いていくだけだ。

この探りを軸に「成長しきった、じゃあ次にいこう」というように、
一時点の妥協をぶっ壊し、次のレベルへの模索を重ねることが出来る。

誰かの基準で妥協させられるのではなく、
わざわざ闇雲に高いレベルを設定することもない。

仮に一時点の妥協がハイレベルであっても、
仮に一時点の妥協が軽く超えられる程度のものであっても、
次への成長の可能性を探れるのなら、それで十分だ。

成長込みで定めた妥協とは、
物事を更に叶えて高みに登るための、
ちょうどいい階段なんだよね。

一気に物事を押し進める必要はないし、
少し損やコストや時間を取って、
一段ずつ切り分けるほうが確実だ。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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