お金でビビるのはなぜか。

daily10 お金と実力。

お金で心変わりしたり、

お金でビビってしまうのは何故か。

「お金の数字はただのデータである」

という点を忘れてしまっているためである。

 

データとして、資源として、

うまく活用していければ事は足りるのだが、

お金についてデータをデータとして淡々と扱えず、

「お金について、事実を事実以上に拡大・縮小して歪曲に走ってしまう」

というマウンティング気質は、

そもそも準備不足や勉強不足だったり、

人と比較して自分軸を見失っているというだけだ。

 

客観的に見れば、

お金は価値や信用を交換や保管するための手段でしかなく、

それらはただのデータであり素材でしかない。

データでマウンティングを取るのは、

ガチャを引くソーシャルゲームで、

レアリティの高いキャラクターを引くように、

データに踊らされているだけにすぎない。

 

もちろんお金が一定以上あるに越した事はないが、

本当に重要なのは資源であるお金を、

どんな本音で誰に使うかを、

適切に決断していくことにある。

 

資源とは、まずヒト・モノ・お金の3つであり、

更にここに情報・時間が加わる。

ということは、

自分は誰とどう関わって、

どう善く生きるかが、

活用の論点なのである。

いずれも無駄に恐れる必要はなく、

淡々と接すればいい。

事実として、

猛獣は檻で囲って安全が確保されていれば何ともないし、

劇薬である医薬品は用法用量を守って適切に用いれば何ともない。

この事実はすべてデータである。

お金についても同様だ。

情報過多の今、

マウンティングに加担させられる必要は全くない。

 

現実解。

お金でビビって悩むなら、

お金以外の「ヒト・モノ・情報・時間」という資源を活用し、

それらをお金に還流させていけばよい。

物理現象と真逆で、

お金は低いところから高いところに流れるが、

これはヒト・モノ・情報・時間という資源まで含め、

有効活用できているということだ。

サラリーマンのお金が頭打ちなのは、

資源を有効活用できない側だからに他ならない。

ベストセラーやロングセラーが売れるのは、

資源を有効活用させているからに他ならない。

この事実を認めた上で、

自分に真似できそうな先行事例を実装すればよい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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