お金の教育という言葉。

daily10 お金と実力。

・お金を稼ぐことは、確実に勝てる分野を掘り下げて行うマーケティングとマネジメントである

・サラリーマンレベルで買える金融商品は外的なショックに弱い割に預金に毛が生えた程度である

・複式簿記と租税法を知っておく

まずこの3つの前提に着目しておこう。

上記を満たさないお金の教育は、

ストレートに言うと「特定の商品や情報商材を買わせる広告」だ。

 

仮にお金を稼ぐことで苦労しているなら、

・戦う土俵が不利

・単に勉強不足

のいずれかであり、そういう層が「お金の教育」という言葉に煽られるのである。

 

リサーチアナリストとして市場動向を統計モデルで予測しつつ、

かつ1件あたり数10億円から数100億円の価値を持つ投資案件と向き合って来た立場としては、

「不用意に投資に参加すると、投資余力がある人に負け、市場に翻弄される」

「なけなしの給与所得から金融商品で資産をつくることはハードルが高い」

「それよりも実力を高めて年収を上げるほうがハードルが低い」

と事実を告げる以外にない。

 

 

現実解。

金融商品は、そもそも「既に一定規模以上のお金を持っている人が、お金でお金を稼ぐための仕組み」だ。

年収が1千万円以上になっていない場合は、慎ましやかな商品を買ってもほとんど意味がない。

自分でコントロールできない金融市場に翻弄される状態が、

本音でやりたいことと言えるだろうか。

 

追記。

匿名でなけなしのお金をかすめ取ろうとする人が増えている。

金融商品の紹介をしてばかりで、

ろくにファイナンスの知識や知見がなく、

匿名で甘言を発信し続ける人は、

耳障りの良いことばかり言うが、

率直に言って実力はつきようがない。

ちゃんと実力がある分野にいて、実名を出しており、

かつ群れていない人を信用するとよい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました