キャリアと学び。

daily10 お金と実力。

「私は〇〇歳ですが、今から大学(大学院)に進学してキャリアになるでしょうか」

そんな相談を受けることが多々あるが、

「キャリアは年齢関係なく自分で作るもの」

と肝に銘じることが先である。

大前提で言えば、

年功序列の日系企業に入社して、

定年まで過ごすことは、

もはやキャリアとは言えない。

企業が突然買収されたり、

企業や組織や部門ごと消えてしまうこともあるためだ。

この真逆で、

企業に属したあとに大学院に行くこと含め、

移籍や転職含めて、

主体的に自分から仕掛けていくことが「キャリア」なのである。

 

高卒や短大卒から、

ビジネスやテクノロジーの領域で働きながら学位を取って、

外資コンサルティング会社や外資IT企業に移籍できれば、

それは立派なキャリアだ。

サイドビジネスを自分で成長させた上で、

大学院で研究を再開することも、

それは立派なキャリアだ。

「やっぱり大卒じゃないとダメですか?」

「やっぱり〇〇歳じゃないからダメですか?」

という聞き方は、

「ダメじゃないと言ってほしい!」

という具合で、

事実を歪めるための聞き方でしかない。

キャリア以前に、事実をありのまま見つめない時点で「ダメ」ということになる。

逆に言えば、

「ダメ」を知れば、

「有利」を知ることもできる。

事実をデータとして直視すると、

「学歴を後から取っても、2〜3年のズレ程度では年齢は問われない」

という分野や組織が、

先に挙げた外資コンサルや外資ITのように、

就職・転職市場にあるのも事実であり、

そのような分野を掘り下げて自分に有利に進めていくことが、

キャリアビルディングということなんだよね。

 

現実解。

別な競技種目に見られがちだけど、

独立はキャリアビルディングと全く同じ。

この場合は、既存の就職・転職市場を徹底的に掘り下げるのではなく、

自分の市場を作ることになることだけが違い。

どちらのケースも「実力ありき」であり、

語学留学のような付け焼き刃だとバレると覚えておこう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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