お金が関わる物事は、
全て投資対効果で成り立っていると言っていい。
ということは、
ネット上のリスティング広告も、
SNS上のプロモーションも、
以前からある記事もCMや広告も、
「投資対効果がある」と思った上でやっている。
もっとも令和の今となっては、
その「思った」が正しいとは限らないと、
つぎつぎとバレてしまったのだが。
情報の発し手の知名度にかかわらず、
ヒマつぶしコンテンツとしてのメディアが急増し、
発し手のボケ方や芸風がパターン化してしまった。
一定のマネタイズができてしまっているからこそ、
炎上商法や、極論で煽ることや、
SNSや動画で見るに堪えないケンカを繰り返し、
時に訴訟まで行くことがこの典型だ。
テレビCMやウェブメディアによるマーケティングに関わった立場で言うと、
本当に実力がある人や座組みは、
わざわざお金をかけてまでメディアに身を投じる必要などない。
わざわざそんなことをしなくても、
実力で体現できる行動や座組みや、
あるいは普段の仕事の品質と成果そのものが、
そっくりそのままメディアとして機能してしまうためだ。
「本当の上位層は、SNSなど下々と戯れるお遊びであり、やる必要などない」
と明かしてしまう実力者・成功者が出てきているが、
実力があって成功している側は、
いちいち無駄口を叩いて、
口先でエネルギーを消費する必要など全くないんだよね。
現実解。
投資対効果という視点で見れば、
メディアが重要であることは火を見るより明らかだが、
広告やステマや自作自演が明確に嫌われるようになった今、
メディアで無駄口を叩くと、
「どうせ暇つぶしとステマのための芸でしょ」
と、事実がバレて効果の前提が揺らぐ。
boxcox.net、遠藤武。