投資対効果と広告・メディア・SNS。

daily10 お金と実力。

お金が関わる物事は、

全て投資対効果で成り立っていると言っていい。

ということは、

ネット上のリスティング広告も、

SNS上のプロモーションも、

以前からある記事もCMや広告も、

「投資対効果がある」と思った上でやっている。

もっとも令和の今となっては、

その「思った」が正しいとは限らないと、

つぎつぎとバレてしまったのだが。

情報の発し手の知名度にかかわらず、

ヒマつぶしコンテンツとしてのメディアが急増し、

発し手のボケ方や芸風がパターン化してしまった。

一定のマネタイズができてしまっているからこそ、

炎上商法や、極論で煽ることや、

SNSや動画で見るに堪えないケンカを繰り返し、

時に訴訟まで行くことがこの典型だ。

テレビCMやウェブメディアによるマーケティングに関わった立場で言うと、

本当に実力がある人や座組みは、

わざわざお金をかけてまでメディアに身を投じる必要などない。

わざわざそんなことをしなくても、

実力で体現できる行動や座組みや、

あるいは普段の仕事の品質と成果そのものが、

そっくりそのままメディアとして機能してしまうためだ。

「本当の上位層は、SNSなど下々と戯れるお遊びであり、やる必要などない」

と明かしてしまう実力者・成功者が出てきているが、

実力があって成功している側は、

いちいち無駄口を叩いて、

口先でエネルギーを消費する必要など全くないんだよね。

 

現実解。

投資対効果という視点で見れば、

メディアが重要であることは火を見るより明らかだが、

広告やステマや自作自演が明確に嫌われるようになった今、

メディアで無駄口を叩くと、

「どうせ暇つぶしとステマのための芸でしょ」

と、事実がバレて効果の前提が揺らぐ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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