答えのないグレーゾーンを見つけて活用し、
そこに自分独自の答えを導き出し続け、
自分の土俵で淡々と楽勝を重ねていく。
ビジネスで勝つ原則はこれだ。
(研究や創作も同じことが言えるはずだが)
更に掘り下げると、
「孤独に自分の土俵で勝ち続け、孤独に学び続ける」
ことにつながっていく。
キャリアでもスキルでも試験でもいいが、
勝ち続けていくとどうなるか。
他の追随を許さずに畏怖されることになる。
ということは、
自ずとその人は群れてなどいられない。
自分の時間を淡々と過ごすことでしか、
自分の土俵を構築し続けることなどできないからだ。
そうして勝ち続けていくと、
人間関係に変化が出てくる。
思いきり周りから忖度されるのだ。
忖度で不用意に過ごしていると、
土俵の構築を怠ることにつながる。
というのも、忖度に慣れると、
こちらも忖度を返してしまい、
ついうっかり群れてしまうためだ。
人間は本能的に群れる性質がある。
だからこそ意識的に本能に逆らって、
本音で妄想し、本音で行動する必要がある。
SNSでもリアルでも、群れると落ちぶれる。
これは何故かというと、
他人との関わりが無駄に増え、
自分の原液である本音が薄まるためだ。
本当は自由に過ごしたかったのに、
先代から続く企業を借金してまで継いだり、
本当は自由に過ごしたかったのに、
親の見栄だけで無理やり興味のない分野で進学や就職するケースが多々ある。
群れたり人の距離が近いと、
薄まったところにニセの本音がいつのまにか入り込んでくる。
ついうっかり周りに影響を受け、
「自分独自の答え」とかけ離れた、
人間関係ありきのニセの本音が出てしまうのだ。
現実解。
これを避けたければ、
孤独を受け入れて勝ち続けることで、
同じく孤独に勝ち続ける人と、
淡々と巡り合うしかない。
まずは群れないだけでも、
同じく群れない実力者からすれば、
「こいつは違う!」
とピンと来る。
追記。
逆に言えば、
群れていると群れに異変があったとき、
醜く仲間割れするまでがオチ。
実力も自分の土俵も脆弱だからこそ、、
無駄吠えのような頭の悪い目立ち方しかできない。
本当の実力者は淡々としながらも、
重厚で深遠なスケールの物事を率いている。
boxcox.net、遠藤武。