データ分析では、洞察とテクノロジーを明確に分けておく。

daily11 スモール分析。データ分析ここだけ話。

データ分析に関わっていると、

データ分析による「洞察」と、

データ分析そのものの「テクノロジー」が、

ごっちゃにされてしまうことがよくある。

これは区別しておこう。

 

データ分析における「洞察」は、

統計学やモデリングを通じて出す、

予測や推計といった内容やストーリーテリングのことである。

主にコンサルタントや経営者が関わる要素である。

洞察とは、それを用いて決断していくための知見ということだ。

 

データ分析における「テクノロジー」は、

統計学やモデリングの技術そのものや、

機械学習・AIやIoTのソリューションような、技術を用いて作る仕組みや製品のことである。

主に技術者や研究者が関わる要素である。

テクノロジーとは、それ自体を深掘りしたり再構成していくための知見ということだ。

 

現実解。

同じ統計学やデータ分析という切り口でも、

関わる人が異なるために、似たことを別な立場から話してごっちゃになる場合が多い。

この分断を乗り越えられると、待遇が一気によくなる。

 

追記。

日本の企業が数学に強い技術者を冷遇することを尻目に、

外資企業が数学に強い層を厚遇している事実を、もっと直視しよう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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