「もっとこうすれば良いのに…」は、向上心の種。

daily11 スモール分析。データ分析ここだけ話。

世の中には、気づいたらアップデートされている物事がたくさんある。

「もっとこうすれば良いのに…」は、向上心の種であり、

不満の数だけアップデートがあると言って良い。

 

例えば統計学を使うためのツールは、直近10〜15年でR言語が席巻した。

さらにRで作ったJaspやJamoviのように、お高い市販ツール顔負けのソフトウェアが作られ、活用されているが、

「統計ソフトがお高いのはおかしい!無料でも使いづらかいのはおかしい!もっとこうすれば良いのに!」

という本音があるからこそ、実現したといえる。

これは当初からしたら、全く想定できなかった、夢のような出来事だ。

 

また、1990年代に人気を誇ったテレビゲームは、レトロゲームという分類がなされ、

タイムアタック(早解き)を競うRTAという遊び方が広がった。

それどころか、そのゲームを改造するパッチがネット上で出回ることもしばしばだ。

例えば、とあるレトロゲームのリメイクを別なゲームハードで行った際、

音源に憤慨したユーザーが、「これじゃ音楽がカッコよくない!ダメじゃん!もっとこうすれば良いのに!」と、

原作の音源通りになるパッチを作って公開するケースもある。

著作権を守る必要はあるが、そのような事例を動画サイトで知ると「すごい!」と唸らされてしまうばかりだ。

 

現実解。

「もっとこうすれば良いのに…」という本音は、好奇心の源泉だ。

そうやってついつい動いてしまうと、信じられないくらいの成長を果たすことになる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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