キャリアでも独立でも、
勝てないところで無理に勝とうとして、
かえって大失敗するケースなど多々ある。
これを避ける目安は、
・群れていたら関わらない
・学ぶコストが高く退屈なら関わらない
・実情を知り尽くしていない状態なら関わらない
の3点だ。
群れてしまうと、判断も決断も鈍る。
学ぶコストが費用面も心理面でも高すぎるなら、時間だけが過ぎていく。
そして実情を知らないなら、そもそも間隙を突けず、自動的に負けるという事実が待っている。
これらは全て「負ける土俵」行きの切符なのである。
私が仕組み化徹底を繰り返すのは、
そもそも勝ちに行くためのパターンマッチであり、
特に独立は、資本主義のルールにのっとって動くことである。
大多数の勝てない人は「負ける土俵」にこだわってしまい、
資本主義のルールを無視してしまうのだ。
「これだけ時間やお金を使ったのだからあとには引けない」
というサンクコストの悪影響を軽んじたり、
「部下が動けないなら社長の自分が働けばいい」
という労働に逃げてしまったりする。
うっかり非合理的になる気持ちを外側においやって、
勝ちにいくための「楽勝できる土俵」から逆算し、
全てを組み立てることが最も重要なのである。
現実解。
少し痩せ我慢して、頭に汗をかこう。
戦略とToDoを打ち出せるプロを巻き込むか、
最低でもプロが書いた書籍の真似を徹底すれば、
勝てない土俵を避けることができる。
boxcox.net、遠藤武。