群れないでいるとブーストがかかり、群れるとヘナチョコ化する。

daily11 スモール分析。

群れない強者の関係とは、

「最大で定員2名(1対1)までを徹底すること」

「お互いに実力・熱意・敬意があり、拮抗していても、序列が明確であること」

「各々が、特定の集団や業界に全く干渉されず、独立独歩を貫き、決して群れないこと」

の3つを満たすことである。

これは強者がさらに強くなる「1+1>2」のブーストを成り立たせる最低要件だ。

ビジネスでも共著でも対談でも、全て上記が成り立つと知っておこう。

 

この逆を言おう。

上記が成り立たない関係とは弱者の選択であり、全て失速する。

もともと強者や、強者のフリをしている割に、

やたら美的センスがなかったり、知識不足だったりするのは、

単なるフェイクの証であり、ブーストどころかヘナチョコなのである。

あるいは何らかの別なチカラが他から加わっているために、

金属疲労のように、どこかでいとも簡単にポッキリ折れていくのだ。

突然知性のなさがバレたり、突然立ち居振る舞いが悪くなったりするのは、

まさにポッキリ折れる現象であり、とても典型的な「ヘナチョコ化」だ。

ここだけの話だが、

「ヘナチョコ化」は知名度や過去の実績に関係なく起こる。

いくら桁違いに有名でも、いくら桁違いの実績があっても、

もともと実力があったのに突然群れ出してヘナチョコになったり、

そもそも実力がなかったのが突然バレ出してヘナチョコになったり、

単に群れてヘナチョコになるだけでは済まず、地位や業界を干されたり、

それどころか群れたせいで命まで奪われてしまうこともある。

きっかけはさまざまであるが、よく観察していると、

「あらら、あの人はヘナチョコ化しちゃったか」

「あーあ、ついにヘナチョコがバレちゃったか」

ということなど、

日常的に常に起こっているとわかるのだ。

大事なのは、群れてその他大勢落ちしないことであり、

そして強者の関係を満たして成長し続けることであり、

淡々とそのような立場を貫いていけば何も問題はないのだけどね。

 

現実解。

群れずに、淡々と楽しく、そしてふて腐れず、

自分の実力をブーストさせていこう。

それを継続していると、実力がついて評価される上に、

さして実力がない人が群れ出して自滅してしまい、

実力が乗った自分にチャンスが回ってくることなど多々あるから。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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