キャリアで割を食うケースと、その回避策。

daily11 スモール分析。

学力は基礎力として役立つが、学力ばかりにやたらこだわってしまい、キャリアや独立で割を食うケースは少なくない。

ここだけの話、割を食う人は他人の価値観ばかりにこだわってしまい、自分がどうありたいかという本音がどこにもない。

サラリーマンとして優秀なことは一点の曇りなく素晴らしいが、これはつまり他人が作った既存の業界の価値観に、従順に乗っかることだ。

従順すぎるあまり、自分の本音の思い込みを実現してしまうとか、そのために楽勝するという発想が、根本的にないのである。

そもそも、ビジネスで成功している人にはPhD持ちも中卒もいる。

この事実に目を向けて浮き彫りになるのは、「欲しい!」と市場で継続的に言ってもらえる物事が生き残るという、シンプルな仕組みだ。

この目線は、従順でない人しか辿り着けないのである。

 

現実解。

素直に、真逆を取ればよい。

優等生だったなら、自分が掛けている優等生という色メガネを叩き割り、本音の欲求を出し惜しみしないだけでよい。

小さく縮こまらず、メダカをクジラだと言い張るくらいに、堂々と欲求や本音をを出すのである。

これはちょうど、学校の勉強ができなかった人が、何かに吹っ切れてガリ勉し、逆転合格や大活躍するのと同じだ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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