学力は基礎力として役立つが、学力ばかりにやたらこだわってしまい、キャリアや独立で割を食うケースは少なくない。
ここだけの話、割を食う人は他人の価値観ばかりにこだわってしまい、自分がどうありたいかという本音がどこにもない。
サラリーマンとして優秀なことは一点の曇りなく素晴らしいが、これはつまり他人が作った既存の業界の価値観に、従順に乗っかることだ。
従順すぎるあまり、自分の本音の思い込みを実現してしまうとか、そのために楽勝するという発想が、根本的にないのである。
そもそも、ビジネスで成功している人にはPhD持ちも中卒もいる。
この事実に目を向けて浮き彫りになるのは、「欲しい!」と市場で継続的に言ってもらえる物事が生き残るという、シンプルな仕組みだ。
この目線は、従順でない人しか辿り着けないのである。
現実解。
素直に、真逆を取ればよい。
優等生だったなら、自分が掛けている優等生という色メガネを叩き割り、本音の欲求を出し惜しみしないだけでよい。
小さく縮こまらず、メダカをクジラだと言い張るくらいに、堂々と欲求や本音をを出すのである。
これはちょうど、学校の勉強ができなかった人が、何かに吹っ切れてガリ勉し、逆転合格や大活躍するのと同じだ。
boxcox.net、遠藤武。