ビジネスで勝てないのは、出来ることと勝てることがマッチしていないから。

daily13 事実の直視。

ビジネスにおいて、基礎知識や職歴や業界知識などの「出来ること」軸と、

理念や商品・サービスや市場選定などの「勝てること」軸がマッチすると、

ちゃんと成長して売上も利益も出て、勝率が上がっていく。

 

ストレートに言ってしまうと、ビジネスで勝てないのは、この2軸がマッチしていないためだ。

例えば、イラストやキャラクターの制作代行というのは、いくら経験を高めても「出来ること」軸として単価が安く、売れっ子作家でもない限りは粗利が低いまま停滞する。

このとき、海外進出やイベントなど理想のやりたいことをいくら鍛えても、集客に手こずる。

また「勝てること」軸で提供できるポートフォリオが薄いと、低粗利から脱することはできない。

 

このとき、もし低粗利を避けたいなら、あなたの「勝てること」軸を、座組みや提携で厚くする以外にないい。

苦手や未経験であっても、他力を使い、BtoC的な薄利多売を避け、BtoBの高単価を狙いにいくしかないのである。

実のところビジネスがうまく行かない人は、根本的に「勝てること」軸に不足があり、ブレてマッチしないだけである。

いくらやりたいことでビジョンを語ったり、過去の経験としての「出来ること」軸を誇っても、

実際にお金を出してもらう要素や粗利といった「勝てること」軸にマッチしないなら、その事業は続かない。

 

現実解。

ストレートに言ってしまうと、事業がうまくいかない人の大多数は「勝てること」軸が甘いかゼロである。

つべこべ言わず「勝てること」で依怙贔屓しあい、勝ちパターンを束ねることに徹しよう。

勝ちパターンがまだ見えない場合は、淡々と何となくやったことで、他の人より10倍や倍の品質や速度や成果を叩き出せた得意技を思い出し、特化・活用すること。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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