ビジネスにおいて、基礎知識や職歴や業界知識などの「出来ること」軸と、
理念や商品・サービスや市場選定などの「勝てること」軸がマッチすると、
ちゃんと成長して売上も利益も出て、勝率が上がっていく。
ストレートに言ってしまうと、ビジネスで勝てないのは、この2軸がマッチしていないためだ。
例えば、イラストやキャラクターの制作代行というのは、いくら経験を高めても「出来ること」軸として単価が安く、売れっ子作家でもない限りは粗利が低いまま停滞する。
このとき、海外進出やイベントなど理想のやりたいことをいくら鍛えても、集客に手こずる。
また「勝てること」軸で提供できるポートフォリオが薄いと、低粗利から脱することはできない。
このとき、もし低粗利を避けたいなら、あなたの「勝てること」軸を、座組みや提携で厚くする以外にないい。
苦手や未経験であっても、他力を使い、BtoC的な薄利多売を避け、BtoBの高単価を狙いにいくしかないのである。
実のところビジネスがうまく行かない人は、根本的に「勝てること」軸に不足があり、ブレてマッチしないだけである。
いくらやりたいことでビジョンを語ったり、過去の経験としての「出来ること」軸を誇っても、
実際にお金を出してもらう要素や粗利といった「勝てること」軸にマッチしないなら、その事業は続かない。
現実解。
ストレートに言ってしまうと、事業がうまくいかない人の大多数は「勝てること」軸が甘いかゼロである。
つべこべ言わず「勝てること」で依怙贔屓しあい、勝ちパターンを束ねることに徹しよう。
勝ちパターンがまだ見えない場合は、淡々と何となくやったことで、他の人より10倍や倍の品質や速度や成果を叩き出せた得意技を思い出し、特化・活用すること。
ボックスコックスネット、遠藤武。