研究者が金銭的に不遇なのはなぜか。解決策はあるか。New

daily13 事実の直視。

研究者が金銭的に不遇なのは、根本的に応用ができず、他分野への興味関心が薄いためだ。

要は教養や知的好奇心や行動が薄く、経済活動に関わる上で不利なまま放置プレイしているのである。

 

研究に関して理系文系問わず複数の一次情報を知っており、

かつ研究者も数多く執筆する専門誌でデータ分析にの長期連載を手がける立場として言い切ると、

「専門分野だけで売ろうとせず、もっと知的好奇心を膨らませて、売れやすく勝ちやすい先行事例を引用して、自由に動いていいのに…」

と言いたくなるケースが数多い。

根本的な話だが、企業内研究者を除き、補助金や助成金といった「専門分野に紐づく公共事業(ないし委託費)」で終わる競技種目である事実も影響しているのだろう。

 

とはいえ、これでは知的好奇心も自由もなさすぎる。

逆から捉え、もっと自由に過ごしてはどうだろう。

研究の過程で使いこなせるようになった知見が数多くあるはずなのだから、自分の専門分野の外側で、お金にできるポイントを見つけ出してはどうだろう。

心理学者であれば統計学の知見が必須だから、統計ツールやデータベースを用い、ビジネスの先行事例を引用してサイドビジネスを作ってしまうのだ。

そのように先行事例を用いるというのは、品質管理の話であり、統計学による価格推計から商品開発の話題にまで行き着くため、それ自体が複数の分野をカバーすることになる。

膨大な先行事例や先行研究に触れるのだから、専門で無理やり稼ごうとせず、自由に柔軟にお金にできることをやればいいのだが、いかがだろうか。

 

現実解。

研究は究極の自由であり、己をして知識層や高等遊民たらしむならば、知的好奇心で「教養も専門も行動も無敵の人」を目指すくらいでいい。

 

追記。

もっとシンプルに言い切ると、勉強不足なのはもったいないというだけだから、本当に経済面で困っているなら、知的好奇心を広く取って有利な土俵を作ってしまおう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営者向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年2月に60回を超え、同誌の単独連載回数の記録を更新中。書籍発売予定)

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