ファーストキャリアの論点。New

daily13 事実の直視。

「ファーストキャリアで何を選ぶか」という話題は、常に迷うところだろう。

 

私は常日頃から「楽勝できるところで楽勝すべし」と繰り返している。

それゆえ「こう活躍したい!この分野がやりたい!」と即答できる強烈な執念やパッションがある場合はさておき、

それほどこだわりがない場合、就職は可能な限りグレードの高い職場や仕事を選ぶべきと即答している。

 

その方が、後からジワジワと一生かけて有利になるためだ。

 

一定以上のブランドがある有名大学以上の場合、誰もが知っているブランド企業への就職や、

あるいは規模が大きい分野を扱っておくと、独立する場合や転職する場合に極めて有利だ。

いかにオワコンと言われたとしても、メガバンクや日系最大手保険会社の職歴は何をするにしても有利であり、

総合商社や最大手の不動産や資源・エネルギー分野や製造業、あるいは最大手のコンサル会社はこれに該当する。

ITの場合、SAPやオラクルのシステムに関わったことがあると技術でもビジネスでも、組織づくりでも汎用性が高く圧倒的に強い。

常識的直感に反するが、データサイエンスやマーケターはデータや技術をお金で運用するオペレーターであり、組織づくりに関われないため可もなく不可もない。

FP&Aやリサーチアナリストのように権限が強ければそんなことはないのだが、気をつけておこう。

 

現実解。

できるだけ規模が大きい企業の本部機能に関わると、特にパッションがない場合のファーストキャリアは強い。

 

追記。

もちろん、権限が欲しい場合は急成長中のスタートアップベンチャーに関わり、早々に立場をプラスにするのも手だ。

いきなり日系最大手企業から独立して、誰でもできるウェブ屋さんやSNS屋さんをやるくらいなら、ちゃん事業が作れる側に回っておこう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年2月に60回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中)

・中央経済社より、今夏に書籍発売を予定しています。

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