壁やハードルが低い分野ほど、大活躍が求められる。

daily14 壁。

既に知れ渡っているので、明確に言い切ろう。

特に営業分野のように、入り込むハードルが低い場合、出口で大活躍が求められる。

ソルジャーである営業マンの場合、最低でも何らかの切り口で日本トップでないならば、実績があるとは言い難い。

 

これと似た構造は、ほかに数多くある。

SES(技術者派遣)の場合、最低でもそこから外資IT企業やメガベンチャーに移るのでないならば、実績があるとは言い難い。

塾講師や予備校講師の場合、最低でも商業出版の著書があるとか、動画コンテンツが役立っているのでないならば、実績があるとは言い難い。

ここからハードルは上がるが、コンサル会社やM&Aアドバイザリーの場合、社格が高い外資コンサルやその系譜のブティックファームでない限りは、営業面でダントツトップでないと実績があるとは言い難い。

この理由は、入口が比較的お手軽な場合、圧倒的な実績が出口で求められるということである。

 

「やった!これは穴場だ!」と思えるような入口は、思いのほか入ったあとの壁が高く、

入口の壁が高い場合は、その段階で実績として納得される事実があるのだ。

 

現実解。

成長しようとして四苦八苦している場合、そもそも土俵を変えてしまったほうが楽なケースがあるが、

それは上記のように入口の時点で不利を被るケースがあるからである。

確実に勝てる立場を取りに行きたい場合、ちゃんと壁を乗り超えた自分の実績を棚卸しして、

それを横展開するほうが早いケースが多々あると、覚えておこう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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