つまらなさという壁を感じたら、改善点を探していく。

daily14 壁。

「この人の話はつまらない…」「この人はノロノロしているからもう関わらないな…」

そんな人を、どうしても相手にしなければならないこともあるだろう。

このとき「改善点はどこか?」を探していけば、自分の心の壁について、論点をすりかえて楽に過ごせる。

 

例えば、「人の話を聞いているようで聞いていないから、これを直せばいい」とか、

「年齢が30歳なのにもう老害だから、立ち居振る舞いを変えるといい」というように、

改善点をひたすら数多く浮き彫りにさせるのだ。

もちろん、この改善点はいちいち言葉にしなくてよろしい。

こっそり、ひたすら脳内に思い浮かべて留めておくか、

自分だけがわかるような形でバレないようメモ書きに残せばいい。

後々で見返して忘れてしまってもいい。

このとき1つでも改善点が残っていれば、

それは同じ嫌な状態を二度とつくらないための材料にできて、自分が成長できる。

それ以上に「改善点を見つけてプラスを作ろう!」という発想で、

目の前の相手の話をこの上なく真剣に聞いて大事に扱うことになる。

そうすると、相手が「この人は自分のことが好きなんだな」と思ってくれるという効果も得られる。

 

現実解。

改善点を見つけていくということは、「善さ(よさ)」を見つけていくことだ。

そうやってプラス方向に論点をすり替えていくことは、知性の使い方である。

知性のない状態だとイライラするが、せっかくなら知性で優しくなるほうが、全てにおいて壁を超えやすくなる。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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