「頼られる営業マン」と「嫌われる営業マン」の壁は、素直さの差。

daily14 壁。

あなたの周りに、こんな営業マンはいないだろうか。

「なぜ営業のサラリーマンなのに、これほどの繋がりがあって頼られているの…?」

という具合に、後退りするほど営業マンのような感じが全くせず、壁を越え続ける超人だ。

 

この理由を言ってしまおう。

頼られる営業マンは、とても素直ゆえ、あちこちからひたすら頼られるのだ。

もちろんそのような営業マンは、一般の営業マンから見たら高い壁があり、超少数派だ。

そもそも営業マンは、自分からものを作ることが一切できないし、求められてもいない。

だからこそ、作ること以外の要素に知恵を絞るのだが、知恵は素直さに行き着くのだ。

 

素直にアドバイスに従う。

素直に勧められた本を読む。

素直にすごいものをすごいと認める。

ありとあらゆるものが関わるため、なんでも素直になって構わない。

要は営業マンは、頭で考えるより先に、あきれるほど素直になって、

所属会社の経営資源を有効活用し、所属会社が用意したお客様の成功を真似すればいい。

それ以上は求められていない、とてもシンプルなゲームだ。

 

いっぽう、世の中には偏屈な営業マンがいる。

こういう営業マンは、率直に申し上げて大したことがないレベルで止まる。

というのも、本当に実力のある作り手から嫌われるためだ。

 

作り手である起業家の場合の営業は、お客様の成功も商品企画も、

流通ルートも自分で作る必要がある。

全くのゼロの場合もあり、作り手としてとても素直になり、

作り手として超有利な土俵を作る必要がある。

そのためのアイディアや知見も得意技も求められる。

営業先も自分で見つける必要がある。

所属会社の経営資源がある営業マンと比べた場合、

ハードルはあきれるほどまでに高くなる。

作り手とはそういうものであるからこそ、

その過程でとんでもない繋がりができたり、

アイディアと行動がマッチして売れた場合、

淡々かつドカンとお金が入り続けるのだ。

 

実のところ、「作り手」を押し上げるために、

とても素直な営業マンが「面白い」というだけで、

繋ぎ役として協力に入ることが多々ある。

そのおかげで、素直で優秀な営業マンは、既存の顧客から信頼されるし、

なんなら独立してしまうことさえある。

世の中は、そんな素直で訳の分からないつながりで成り立っており、

ちょっとした面白いつながりでガラリと状況が一変することが多々あるのだ。

 

現実解。

「作り手」に素直に憧れて協力できる営業マンは、とんでもなく伸びる可能性を秘めている。

特に、格式の高さが何なのかを明確にわかっていると、先天的にせよ後天的にせよセンスがあると断言して構わない。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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