プロの関わり方。

daily15 審美眼。

ビジネスの関係で「仲良くなってからやりましょう」というものがある。

あなたが一番最初の段階で、何も実績がない完全ゼロの状況ならさておき、

一定以上の実績と実力というイチがあるなら、これは時間の無駄と気づけるはずだ。

 

実績と実力があるということは、

「すごい!欲しい!」となる継続的なお客様がある、

プロということだ。

プロの仕事として、

お客様に成功を送り届ける過程と結果は、

うっとりするほど美しい。

そこにお客様は対価を払い、

「ぜひまたお願い!」

と即答してくれるのだ。

 

そんなプロの仕事の結果として、

仲良くなって食事に行くことは、

私は否定しない。

 

その逆で、いちいち仲良くならないとダメだとか、

グルメレポーターでもないのに食事をすることがメインになっている場合、

それはまだプロの仕事ができていないということだ。

要は、順序が完全に逆なのである。

 

プロの目安を述べよう。

何かのプロであれば、その人にどれだけ実力があり、

その人とどんな仕事ができるかは、自己紹介の内容で想像できるはずだ。

これがプロの下限である。

プロであるなら、自分が成功を贈り届けられるお客様の要件(ペルソナ)を必ず定義している。

自分のお客様候補かどうか、

候補となる方と強い繋がりを持っているかどうかは、

要件に照らしてしまえばあっさり判断がつく。

それゆえ、プロは「仲良くなってから」とか「食事」という選択肢は出てこない。

相手にも自分にも時間のムダを負わせてしまうためだ。

無論、うまく行っていると紹介とリピートが生じるから、これすら意識することもないが。

 

現実解。

いきなり仕事の話ができる側に回り、仕事で感動してもらおう。

そうではない段階は、まだその他大勢だと事実をありのまま認めよう。

時間をムダにしない態度を貫くプロは、厳しいように見えて、本当は優しい。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

↑↑↑
詳細は上記リンクを参照
↑↑↑

■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年7月に70回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中。書籍発売予定)

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました