少数の本物は、群れない。
群れなければ自ずと時間が増えるし、
群れなければ自分から情報を取りにいって学ぶしかなくなる。
制度的所属先がない状態だと、
群れない孤高な学び手になるか、
群れの1パーツになりに行くか、
見事に真っ二つに分かれる。
言わずもがな、前者が圧倒的少数派であり、
基礎と教養に裏打ちされた実績が求められるためハードルは高い。
とはいえ、実際に世の中を変えているのは群れない者だけである。
群れない者は、階段を3段飛ばしや10段飛ばしで成長していく。
群れる者は、序列で縛られて階段を登らされる。
どちらが良いというものではない。
基礎がないうちに階段を3段飛ばししたら100%転ぶから。
一定期間は群れるしかないと割り切るしかない。
それ以降で、群れないことのありがたみを噛み締め、
群れない形で協力を得られる立場に回ってしまうのだ。
実力がつくとはそういうことであり、
本物はそうやってつくられる。
現実解。
少数の本物は、群れないゆえに基礎があり教養がある。
それだけ世の中はスキだらけだと気づいている。
ボックスコックスネット、遠藤武。