勉強しても、活躍できない人がいるのはなぜか。

daily2 素朴な疑問。

勉強が、行動をパターン化させてしまうことが原因だ。

ただ与えられた課題をこなすだけだったり、
ただ誰かが作った問題を解くことは、基礎の習得段階では良いにせよ、
ずっとこれだけこなすと失敗から学習することができず、
行動が狭められてしまうのである。

また「活躍」とは、相対的に他の人より目立った実績を残すことにあり、
・所与の競争で勝ち続ける
・負けや失敗をヒントに誰もやっていないことを果たす
かのどちらかで成立する。

単に誰かが作った問題を解くだけでは、
所与の競争に明け暮れるのみで、
「誰もやっていない自分だけの問題提起から動く」
という発想が、どうしても欠けてしまう。

これでは、競争を強いられるだけで、
別ルートを作って活躍することが出来ない。

今まさに「失敗した」と実感している人は、
パターン化からはみ出して活躍するための、
昇格テストを受けているのである。

失敗から、既存の問題を再定義したり、
そもそも誰も目を向けていなかった問題に目を向けることが、
「別ルート」からの活躍に必須だ。

むしろ、ものすごい失敗から学ぶほうが、
かえって世間から「第一人者」として認められてしまうんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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