いちいち物事に名指しで反応するのではなく、
心が乱れる対象を分析して、材料にとどめればいい。
そうすれば、対象は名無し止まりで終わる。
「大多数は、こういうものだよね」
「この人は、知識や経験が足りないよね」
「これは売り込みがしつこいだけだよね」
このような感想を、ひとつひとつ用意する。
一人学ぶ理由を、ここに見出してもいい。
「何が足りないか」「何が原因か」
のログ取りだけに集中しているほうが、
孤独を楽しんで心穏やかに事を運ばせられる。
いくら間違っても、そこから学び直せばいいし、
いちいち恥じる必要もないし、
より素直になればいいだけの話だ。
それでも心がもやっとするなら、
素直に堂々と負けを認めてしまおう。
これができれば、素直に負けを認められない人は、
心の平静を集団心理や無知で保とうとすると気づける。
訴訟をチラつかせたり、素行不良だったり、
知識不足を放置していたり、
お友達どうしで群れていたりするのが特徴なんだよね。
..遠藤武