数多くの本が出版される中、読む価値あるものをどう見出すべきか。

daily2 素朴な疑問。

本とは、それ自体が「マーケットレポート」なので、
読む価値のあるなしをひとつひとつ気にするよりも、
その本が書かれた経緯や、その本の売れ行きに、
それぞれ丁寧に価値を見出すと良い。

どんな暴論の書かれた本だろうと、
どんなに稚拙な内容の本だろうと、
それがもし売れているのならば、
そこに何らかの市場があるということだ。

「悪書が良書を駆逐している」
というあなたの嘆きがあるとき、
その市場にチャンスを感じ取っているのである。

嘆きが出るということは、
その分野に一家言を持っているのだ。

それならば、現状で何に負けているか、
現状でどこが勝っているか、
現状を更に良くするためには何が必要か、
といった要素を探り、成長の糧にするのである。

マーケットレポートとして徹底活用するのならば、
悪書だろうと良書だろうと一切気にせず、
読んで血肉にすればいいんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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