そもそも「マーケットレポート」とは何か。

daily2 素朴な疑問。

マーケットレポートとは、
特定の物事(主に市場)が現状でどのようになっていて、
その物事が今後どのように推移していくか、
流れを描写した成果物のことである。

株式市場や商品市場に限らず、
プレイヤーがひしめく市場を仮定すれば、
どんな書き物もこの要素を持っている。

欲しい情報によっては、
女性ファッション誌も、
芸能ゴシップ誌も、
マーケットレポートになりうる。

マーケットリサーチを定性的に行う際、
あらゆる物事に関係性を想定し、
その背景に何があるか、
関係者がどのような意図を持っているか、
何を明確に書き表しているのか、
実は何を明示していないのか、
噂と事実はどう違うか、といった材料を、
複数の本や記事や、
場合にによる事実関係や、
知識から探れれば良い。

思いのほか、そのように洞察している人は、
そう多くないのが事実だ。

 

現実解。

知識と日常の掛け算で、洞察を引きずり出せる。
要は市場にしても組織にしても業界にしても、
何らかの仕組みが仮定できるということ。

マーケットレポートが洞察や知見として機能するのは、
世の中は仕組みの根拠となる知識のカタマリだからなんだよね。

 

追記。

特に「人の動き」を反映した書き物は、マーケットレポートとして刊行されていなくとも、市場を見通す価値がある。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

↑↑↑
詳細は上記リンクを参照
↑↑↑

■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました