説得なんてしても実は、全くの無意味だ。
説得するくらいなら、同じメッセージを全く別な言葉や表現で最低100回は伝えなくちゃ。
これって知恵と愛がないと出来ないよ。
現実解。
同じ言葉で10回かそこら説得したところで、言う側も言われる側も怒りしか残らない。
それは表面的な物事でしかなく、10回に行き着く頃には疲れ切って泥沼化している。
これでは何も残らない。
一方、同じテーマを別な言葉や表現で100回も繰り返せる人は、そう多くない。
それは、根底に学びが必要だからである。
相手が本当に何を欲しているかを、相手の100倍は推し量ってあげる必要があるからだ。
相手の立場に立つとは、そういう愛の形である。
多作の著者が面白いのも、辛抱強く接する人が人の心を打つのも、
そこに「表面的で無意味な説得」と真逆の知恵と愛があるからなんだよね。
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遠藤武