物事は、思いのほか一つに定まらない。
言葉にする上で一つに定めるけども、
実は例外の成功例は多数ある。
否、成功例とは常に一つに定まらない。
一つに定まらないものを一つに定めていると、
そこにスキが出来て途端にしょぼくなる。
本来しょぼくないはずの物事でも、
天井と壁で区切ってしまうためだ。
でも、これはチャンスなんだよね。
「この人の手法はマネできそう!」
そう思えたら、とことん真似すればいい。
「一意に定まる」は、
元々は数学の言葉。
「一意に定まらない」とは、
選択と解釈に幅があるという意味で、
数学を借りてマネさせてもらっています。
ビジネスでも学問でも言論でも、
これは数多く当てはまるよ。
「この言い切り方はおかしい」
そう感じたら、自分の言葉で、
更に言い切り直してみよう。
それだけで物事が拓けたら儲けもの。
大多数の人は、無意識になんとなく、
つられて真似してしまうものだから、
「誰かが言った常識は、一意に定まっている」
とつられて、物事が拓けないんだよね。
これを腹落ちしていれば、実はあっさり常識を疑えて、相当有利。
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遠藤武