「遠藤さんは、なぜそんなに多くアウトプットし続けられるのですか?」
多くの人からそう聞かれてきているけれど、
理由は単に、ついインプットとアウトプットせずにいられないから。
現実解。
普段何もしていないときは、
ひたすらインプットを楽しみ、
自分の思考を混沌とさせている。
ミュージシャンや芸術家が書いた本を読むこともあれば、
ふと昔の少女漫画を読むこともあり、
ふと幼少期に触れた絵本や童話を読み返すこともあるし、
何となく並行して格闘漫画を読んでおり、
気づいたら文芸書や数学書や哲学書を読み返す……。
という具合に、思いつきや思い出しで読み漁っている。
また、私を「信頼できる」「面白い」と評してくれる方が、
仕事の内外で、私に向け非常に貴重な一次情報を運んできてくれる。
会うことそのものも、私にとっての貴重な体験であり、一次情報だ。
悩み相談の場合もあれば、「なるほど」と人間観察を楽しむ場合もある。
アウトプットについては、
混沌とした感覚のままでは言葉がなく退屈なので、
勇気と楽しさが出るよう、現実解をつづっている。
デイリーレポートの理由はここにある。
名刺交換した人にハガキを必ず書くのも、全く同じ理由だ。
デイリーレポートは、経営の悩み、マネジメントの悩み、経済やお金の悩み、
就職・転職の悩み、進学の悩み、恋愛の悩み、過去の悩み、将来の悩み…
と、全くネタに尽きる様子がない。
それどころか、ネタが日々ベルトコンベアに乗って、
自動的に運ばれて来るような感覚さえ覚えている。
ついついインプットさせて発生した混沌から、
「どんな問いを立てたら、現実解が導きやすくなり、勇気が出て目の前が楽しくなるか。」
を、仕事がら、ついついアウトプットしたくなってしまうんだよね。
デイリーレポートを毎日底堅く読んでくれる人が尽きないのは、
読み手に向けて混沌から秩序を創って贈り、爽快感を与えているからなのかもしれない。
インプットにもアウトプットにも言えるけど、
関わった方々から直接的にも間接的にもプラスの影響を受け、
気づいたらついつい思考して行動してしまうのが、自分で創った環境であり、サイクルだ。
ストレートに言えば、関わっている皆さんと読んでくれている皆さんに、
毎日のアウトプットを支えられていることが、アウトプットの理由です。
単に読んでもらうこと以上に、
毎日アウトプットが出来る環境自体が、
実はとっても貴重なことなのです。
ありがとう。
boxcox.net、遠藤武。