「なんとなく」なら、誰でもできることが、一番のメリットだ。
誰でもできることなら、ハードルが下がる。
ハードルが下がり、試行回数を増やせば、やがて誰も追いつけない強みができる。
現実解。
全ての「できない」は、「がんばります」の多さにある。
いままでやりたかったことでも、
やり残したことでも、
「まだこれが出来る」でも、
何でもいいから「なんとなく」やってしまえばいい。
それだけで、試行回数と思考回数が増える。
「なんとなく、なんて、どうしようもないじゃないか!」
そんな声が聞こえてきそうだが、真面目すぎるのはハードルが高くて退屈だ。
犯罪と人を傷つけることを除く物事は、ハードルを下げて、もっとカジュアルに取り組んでいい。
ハードルが高いままより、なんとなく動けたほうが、挑戦のサンプル数を増やせる。
挑戦のサンプル数を増やすと、挑戦がカジュアルになる。
カジュアルに挑戦できれば、成功率を高められる。
なんとなく、極めて統計的なお話だよね。
ハードルが低いのをいいことに、自分に「OK!」を出しやすくなる。
「なんとなくでも、動いたことを評価しよう!」でいい。
動けば、必ず結果が出る。その結果から逆算して、またなんとなく動けばいい。
自分に「OK!」が出せる連鎖は、動いていて爽快だ。
動いていて爽快ということは、少しイラついても、それすら「OK!」と包み込める。
自動的に、数をこなすことが可能になる。
自分にしかできないことや、
これだけは譲れないことを見つめ、
その上で「なんとなく」動いてみればいい。
本もデイリーレポートの内容も、「なんとなく」実行してみればいい。
「なんとなく」今までやっていなかった選択肢を取るのは、ドキドキして、楽しい。
「なんとなく」は、雪だるま式に数が貯まる。
「なんとなく」ウェブサイトを創り
「なんとなく」読む方の成功を狙い、
「なんとなく」続けてしまった結果、
デイリーレポートは、あっさり1,000記事を超えた。
関わる人がガラリと変わり、信頼と年収が高まった。
なんとなくではなく、自分にコンタクトを取ってくれる人が増えてきた。
アウトプットも行動も、それくらいカジュアルで構わない。
「なんとなく、やりすぎたなあ」で構わない。
「がんばります」がつい出てしまうなら、
「なんとなく」まで緩めよう。
心のストレッチだ。
なんとなく続け、なんとなく成長する、
その積み重ねに勝る信頼は、ほかにないんだよね。
「ちょっと真面目すぎるかな」
そう感じたら、真面目すぎる自分を肯定して、
気楽に動けば、大丈夫。
(追伸)
嫌なことがあるなら「なんとなく」許してみたら?
ゆるいことは「なんとなく」の最強のメリットだよ。
boxcox.net、遠藤武。