急ハンドル。

daily5 爽快感。

急ハンドルとは、事故すれすれの状況から、緊急回避することだ。

運転している自分の心・技・体を、一瞬だけ恐怖心で満たし、瞬時に急ハンドルという行動に移すのである。

もっとも、急ハンドルからの本当の学びは、「急ハンドルとサヨナラする」ことにあるけれど。

 

現実解。

運転に限らず、心理的な嫌なことの回避や、危険回避は、
自動車で言う「急ハンドル」だと思っておこう。

自動車の運転で、毎度急ハンドルで危険を回避する人は、ほとんどいないだろう。
危険な状況に、好き好んで飛び込む必要などないからだ。
だからこそ、急ハンドル必須の危ない運転を何度もする人は、心理的に焦っている人に限られていく。

ここからは、心の話。

行動基準が常にコンプレックスになっている人は、
要は急ハンドルを切りすぎて、恐怖心に駆られ、素直さがなくなっていく。
猜疑心が強い人によくある話だ。

一緒に乗る人や、周りにいる人も、恐怖心に駆られてしまう。
いわゆる「さげまん」と呼ばれる層は、
急ハンドルが当たり前という生活が刷り込まれているのである。

先に安心して動くには、急ハンドルがそもそも一切不要にならない前提を用意するしかない。
そもそもクルマに乗らない、危ない場所には近づかない、ストレスのある環境から離れる…。
前提を変えれば、対応策は無数にある。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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