相談に乗ってくれている人に、マウンティングをかまさないこと。
相談に乗ってくれている人は、師匠だと考えていい。
無意識で師匠にマウンティングをかましてしまう人は、実はけっこういる。
現実解。
悩み事があって、相談に乗ってもらっているのなら、
一緒に答えを探すために聞いてくれている人には、
敬意を払っていることが伝わるようにしよう。
シンプルに言えば「師匠」だと思って相談すればいい。
弟子よりレベルの低い師匠は、そもそもありえない。
レベル差の前提がないなら、はっきり言って、相談など時間の無駄だ。
従って、弟子であるなら、
弟子の立場でピン!と来て知った程度のものを、
師匠へのマウンティングに使ったり、
「ここだけは師匠と同レベルだ!」
みたいに、師匠の前では絶対に言ってはいけない。
まともな師匠なら、きっと何も言わずに、
「こいつは伸びないな」と判断しておわりだ。
年齢が進めば進むほど、このようなマウンティングをかます、
自分から伸びることを拒否したツワモノが少なくない。
本人はどうみても弱者なのに、険しい顔をして腕組みし、
素直に学ぶポーズすら取れないのである。
これに「ギクリ!」と感じたなら、
その人は伸びる要素がある。
同じことを繰り返して成長できないでいるのなら、
わざと「ギクリ!」と感じるくらいでもいい。
まともに話を聞ける師匠なら、
言葉の断片にマウンティングが入り込むことを、
ついつい見抜いてしまう。
圧倒的レベル差を何度も見ているからこそ、
師匠には、わざわざ見抜くつもりがなくっても、
チカラの差を一瞬で感じ取ってしまうのだ。
素直に自己開示して、
素直に聞き入れる、
そんなあっさりした関係こそ、
成長のカギだと、
頭のてっぺんからつま先まで、
徹底して腹落ちしておこう。
「同じことを繰り返してしまう症候群」
から抜け出すには、そんなシンプルさが大事なんだよね。
boxcox.net、遠藤武。