強引さって、実は知的な演出なんだよね。
スマートな行動の真逆に見えて、実は、
相手を繊細に気遣うことが大事。
現実解。
自分勝手な人の強引さは、
ただのむさくるしい同調圧力だ。
「北風と太陽」のお話の通り、
ビュービューわめいているだけだと、
嫌がられてしまう。
汗ばむ熱量があって、ついつい一緒に涼んでしまう、
それくらいの関係が、ここで言う、
繊細に気づかえる強引さだ。
自己満足に陥っている人ほど、
エネルギーだけは有り余っていて、
周りを火の手に巻き込み、迷惑がられる。
この半端な強引さが崩れると、いちいち傷つく。
こういう人は、他人には無神経なわりに、
自分には繊細さを過度に求めるので、
そうとうやっかいだ。
これはちょうど、模範解答を他人に求める人ほど、
熱量が足りずに、エネルギー不足で失速するのと同じ。
「北風と太陽」程度の常識すら知らないくせに、
それを素直に認めず、自分の繊細さだけに閉じこもる。
知らないことを「知らない」と認めるくらいはしようよ。
熱量を有効に使う技術や心がないのも、
熱量が足りずに失速して腐っているのも、
本質は全く同じなんだから。
生き詰まった人向けの、強引さの持ち方。
あなたが経営者や営業マンなら、
強引に事を進めることは出来るだろうから、
まずは、他人の繊細さを徹底して認めること。
あなたが中高生や大学生や、20〜30代なら、
エネルギーをふさがれていることを疑い、
まずは、徹底的にしつこく熱量を持つこと。
40〜50代とかそれ以上なら、
「北風と太陽」レベルの常識すら知らない事実を、
あちこちで素直に認めていくこと。
年齢を重ねているときこそ、
「そうとうヤバい…」と、素直に認めて動くしかない。
一次情報から言うけど、年が行って生き詰まるのは、
単に知らない分野を知らないまま放置していただけだよ。
だからこそ中途半端なレベルのくせに、
粗野な強引に頼って進めてしまう。
繰り返して言い切るよ。
強引とは、気遣いだ。
自分に対する気遣いばかりで、
相手がどう受け取るかの気遣いがないのなら、
どこかで必ず失速します。
裏返せば、相手を気遣うことで、
自分に圧倒的な余裕が生まれる。
影響力のある人は、確実にそう淡々と動いている。
内実ともに「北風と太陽」の、太陽の通りなんだよね。
boxcox.net、遠藤武。