ワークフロー。

daily6 人と技術と成長。

物事を仕組み化する上で、

ワークフローを組むことは基本中の基本だ。

次のToDoを、的確に並べるということである。

 

現実解。

ワークフローは、
一般的には「MORSの法則」に基づいている。

具体的には、
・Measurable = 計測できる
・Observable = 観察できる
・Reliable = 信頼できる
Specific = 明確である
ことが、大前提だ。

全ての仕組み化された仕事とは、
基本的にMORSの要素を含んでいると言っていい。

MORSをひとつひとつ解釈していこう。

・Measurable = 計測できる
とはすなわち、
「所要時間・タスク個数・タイミングがわかる」
ということである。

・Observable = 観察できる
とはすなわち、
「計測できるので、観察できる」
ということである。

・Reliable = 信頼できる
とはすなわち、
「観察できるので、信頼できる」
ということである。

Specific = 明確である
とはすなわち、
「信頼できるので、明確である」
ということである。

また、
・Measurable = 計測できる
に戻って、
「明確なので、計測できる」
と、一周して結論付けられる。

要は、MORSそれ自体に「次のToDo」が含まれていると解釈できる。

ワークフローとは、文字通り「仕事の流れ」のことだ。
流れがあるということは、「次のToDo」がスムースに受け渡されているのである。
うまく仕事が流れないとしたら、流れに棹さす「つまずきの石」あるいは「つまずきの意思」があることに他ならない。

ここまでで説明している割り算や掛け算は、「つまずきの石」「つまずきの意思」をあぶり出すために使うための道具だ。

プログラミングも、フローチャートも、原理原則はMORSに則っている。

実際にゴールを設定して人を動かす上でも、コンピュータを動かす上でも、
等しく役立てることができることに着目しておけば、
「つまずきの石」「つまずきの意思」「バグ」「足りない要素」…はどこかな?
という視点を仕向けて、根性主義を排除できるワークフローが築けると考えるが、いかがだろうか。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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