快適な空間。

daily6 人と技術と成長。

自分が成長するにあたって、

快適な空間を用意することが、

実は何より重要だ。

 

「関わりづらい人間や物事と、関わっていない」

「住環境が快適であり、部屋が散らかっていない」

の2つは、自分が勉強や仕事をする上で、

本当は一番重要な物事である。

これは実力があるのに停滞する人が見落としている事実だが、

物事を目の前の理屈や常識で考えてしまうために、

物事を感情で考えることがおろそかになってしまい、

自分のほんとうの感情という事実から目をそらしているのだ。

お仕着せの勉強が嫌なら、参考書を10回でも100回でもチラ見すればいい。

面倒な要求ばかりしてくる客がいるなら、関わるのをやめればいい。

苦手な雑務があるなら、外注してしまえばいい。

これをせず、ウンウンうなって悩んでいるというのは、

自分の感情を無視し、本音で動いていないために、

理路整然と間違ってしまう不快な状態なのである。

 

実力があるのに停滞しているのは、

快適な環境という「土俵作り」が出来ていないために、

転ばなくてもいいところで転んでいる可能性を、

まず想定して直してみるといい。

器用だと自認する人ほど、

途中で不器用に追い込まれたとき、

あえてここぞとばかりに思い切りよく転んでしまい、

転んだところから素直に起き上がればいい。

それだけで「起き上がりこぼし」のようにはずみがつく。

 

快適な環境は、転んだところからのはずみで創るほうが、

いままで想定していなかった範囲まで土俵をカバーできる。

思い切り転んだ先で見えてくる風景を、ただ噛みしめるほうが、

心にも行動にもジンワリと響き、凄みが出るのだから。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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