充実感と実績。

daily6 人と技術と成長。

そもそも、充実感ばかり求めて、

実績につながらないことをやっても時間の無駄だ。

実績が出てこそ、何者にも屈さないと知ろう。

 

現実解。

創業の一番最初でどうしても忙しいとか、
伸び盛りで権限移譲する直前の時期に忙しいといった、
避けられない特別な例外を除いてしまうと、
経営トップはさっさと時間に依らない仕事をしないとお話にならない。

これは営業マンでも中間管理職でも専門職でも全く同じで、
作業代行をしている以上は、どう頑張っても仕事で絶対に成長しない。

正確には、頑張れば頑張るほど成長しないと断言していい。
忙しく頑張って充実感があっても、それだけではどこかで卑屈になる。
自ずと成長して実績が出る、不屈の立場に立つことが、得るべき充実だ。

この場合の成長とは、単に積み重ねていく成長ではなく、
当事者とって前例のないような、非連続でケタ違いの成長のことである。
いままでの延長線上から、発想をそもそも変える必要がある。

例えば、仕組み化したり、協力を得たり、アウトソースしたり、
プログラミングやツールを使って、徹底的に他力本願でラクをしたりと、
「そんなのズルい!」「考えてもみなかった!」
と言われるくらいでなければ、成長することは絶対にない。

実績が不屈と書いたのは、そもそも変化していけば、
物事に屈する必要がなくなるからである。

同じことをやるにしても、ちょっとずつ変えていく。
そもそも、抜本的に別な仕組みを導入してしまう。
あるいは自分でやるべきことを、協力に圧倒的なメリットをもたせて、
他力本願で協力先ににやってもらってしまう。

シンプルに逆から考えてみれば、成長するための発想は、いくらでも出せる。

何も実績が出ていないなら、それは根本から間違っていることを疑おう。
自分も周りも、プラスに実績を出して変化していくなら、それは完全に正しい行動だ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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