気が付いたら時の経つのも忘れて、
本や記事を気の向くまま読みふけっているということがある。
一気にハマってつい続いてしまう物事にこそ、実はその人の才能が眠っている。
現実解。
気の向くまま一気読みできるということも、気の向くまま毎日しつこく読めるということも、実はただものではないスキルです。
デイリーレポートは、ついうっかりハマって読む数をこなすことで、前向きな成長につながるように書いています。
その他大勢どまりの人は、数をこなしたり、深くじっくり物事と付き合う域まで、絶対に達しません。
その他大勢止まりの場合、炎上芸やゴシップやキュレーションサイトばっかり「ハマらされて」終わります。
まず「自分がどう成長するか」なんていう、事実を受容する勇気がありません。
これは手間を減らすための、創造的な手間です。
いっぽう、事実を無視して常識を疑わないまま目先の努力に逃げると、知らず知らず手枷足枷が増えていき、最後にはメンタルか肉体をやられます。
アスリートでも芸術家でもプロの職業人でも経営者でもサラリーマンでも、これはほぼ例外がありません。
このとき、人によっては「こだわりなど捨てろ」とお説教のよう言うかもしれません。
一方、とことんこだわってハマっていくことで、初めて見えてくる風景やアイディアがあります。
それを言語化して他人とシェアするには、アイディアと言葉をテニスのラリーのように打ち合い、とことん掘り下げる以外にないのもまた事実です。
最も怖いのは、タブーを恐れて言語化しなかったり、タブーを前向きなToDoとして掘り下げて言語化している、書籍や活字や創作や知見に触れなくなることです。
人類全体の発展から見て、その真逆を選ぶということは、群れてその他大勢になるということです。
ハマれないというのは、本能通りに生きて、知恵を使う創意工夫も楽しみもない状態です。
創造的な手間を惜しまないということは、そもそも時間を忘れて自然にハマり続けるということです。
これに勝る才能はないからこそ、一気読みできることは強いのです。
(追伸)
「常識をぶっとばす」ための文章に一気読みし、続けてハマれるということは、もう既に常識をぶっとばす行動派。
boxcox.net、遠藤武。