一気読み。

daily6 人と技術と成長。

気が付いたら時の経つのも忘れて、

本や記事を気の向くまま読みふけっているということがある。

一気にハマってつい続いてしまう物事にこそ、実はその人の才能が眠っている。

 

現実解。

気の向くまま一気読みできるということも、気の向くまま毎日しつこく読めるということも、実はただものではないスキルです。

デイリーレポートは、ついうっかりハマって読む数をこなすことで、前向きな成長につながるように書いています。

その他大勢どまりの人は、数をこなしたり、深くじっくり物事と付き合う域まで、絶対に達しません。

その他大勢止まりの場合、炎上芸やゴシップやキュレーションサイトばっかり「ハマらされて」終わります。

まず「自分がどう成長するか」なんていう、事実を受容する勇気がありません。

これは手間を減らすための、創造的な手間です。

いっぽう、事実を無視して常識を疑わないまま目先の努力に逃げると、知らず知らず手枷足枷が増えていき、最後にはメンタルか肉体をやられます。

アスリートでも芸術家でもプロの職業人でも経営者でもサラリーマンでも、これはほぼ例外がありません。

このとき、人によっては「こだわりなど捨てろ」とお説教のよう言うかもしれません。

一方、とことんこだわってハマっていくことで、初めて見えてくる風景やアイディアがあります。

それを言語化して他人とシェアするには、アイディアと言葉をテニスのラリーのように打ち合い、とことん掘り下げる以外にないのもまた事実です。

最も怖いのは、タブーを恐れて言語化しなかったり、タブーを前向きなToDoとして掘り下げて言語化している、書籍や活字や創作や知見に触れなくなることです。

人類全体の発展から見て、その真逆を選ぶということは、群れてその他大勢になるということです。

ハマれないというのは、本能通りに生きて、知恵を使う創意工夫も楽しみもない状態です。

創造的な手間を惜しまないということは、そもそも時間を忘れて自然にハマり続けるということです。

これに勝る才能はないからこそ、一気読みできることは強いのです。

 

(追伸)

「常識をぶっとばす」ための文章に一気読みし、続けてハマれるということは、もう既に常識をぶっとばす行動派。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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