仕組み化とは、ラクをするための努力。

daily7 仕組み化。

「スタッフが動かない…」

そう悩む経営者さんに、ぜひともおすすめしたいのは、

ラクをするための努力をいとわないで欲しいという1点に尽きる。

 

仕事を仕組み化したいなら、

ラクをするための努力が必要だ。

具体的に言うと、動き方をA4用紙1枚にまとめればいい。

 

A41枚に、最大で7つのToDoを書いて、1セットの仕事にまとめるのだ。

1つのToDo項目を、15-40文字くらいで書き、

それを手順としてしまう。

人間は面倒くさがりだから、

それくらいしシンプルにまとめるほうが、

書く側にも読む側にもやさしい。

 

例えば「懇親会の準備と運営」について仕組み化するために、

マニュアルをつくるなら、このような具合だ。

必要なモノ:食事、ドリンク、紙皿、紙コップ、ペーパータオル、ゴミ袋

必要なヒト:弁当屋さん、お客様

「何分で」の所要時間は、

・数秒で終わるなら5分

・5分で終わるなら15分

・15分かかるなら30分

のように多めにとっておけば、

動けないスタッフでも、

次とるべきToDoのハードルが下がる。

 

また、冒頭に、

「必要なモノ」「必要なヒト」

を表示しているので、

何が必要かが最初にわかる。

 

ふだんやっていることを、

この程度でサッとまとめればいい。

完成度を狙わず、とにかく書ききってしまう。

必要があれば、また書き直せばいいし、

書き直す過程のコミュニケーションこそ、

実は仕組みの成長に最も重要だ。

 

行動しやすくする仕組みを持っておけば、

実は思いのほかラクに動けるのであり、

ラクに動くための仕組みは、

実は思っているよりラクに書いてしまっていいんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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