仕組みとは、コミュニケーション。

daily7 仕組み化。

前回紹介したようなマニュアルは、

作って終わりではない。

作ってからが始まりだ。

 

作る過程で最初から完成度を高めようとせず、

実際に使いながら、

書き換えればいいのだ。

 

書くときの目安は、

「小学45年生が読める程度の日本語」

で十分だ。

平たく言うと、

少年ジャンプやりぼんといった、

マンガが読めれば十分である。

これ以上難しくしてしまうと、

いろいろな背景のあるスタッフを、

束ねにくいことになるためだ。

 

次のToDoが出やすいマニュアルが正しく、

それは「マニュアルをどうやって使うか」

に加えて「マニュアルにどうやって書き加えるか」

も関わるためだ。

これらを総合すると、

マニュアルによる仕組み化は、

マニュアルそのものを自発的に成長させてしまう、

コミュニケーションの手段なのである。

 

最初から完成度を高めないということは、

マニュアルが言葉と同じ生き物であり、

作りっぱなしにしないための工夫なのである。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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