多数派は、簡単にふてくされて、誰彼構わずぶちまける。
これはちょうど、荒れた公立中学校で、
グレて社会生活からドロップアウトするような、
チンピラと同じだ。
人生においてグレてチンピラ化する人は少数派かもしれないが、
「どうせ自分なんか…」とふてくされる人のメンタルは多数派であり、
「どうせ俺なんか勉強できない/家庭環境が悪い、だからグレて誤魔化そう」
という根本は、チンピラと同じなのである。
ふてくされることがものすごくカッコ悪いのは、
「ふてくされるけど、みんな私を許してね」という、
素直さのない状態をあちこちにぶちまけるからだ。
チンピラがあちこちで威嚇して虚勢を張る行為と大差ない。
逆に言えば、このカッコ悪さに気づいて、
回避さえしておけば、負の感情を味方につけて成長できる。
危機感とは唯一無二の親友であり、
本気で自分に警報を鳴らしてくれているのだから、
素直に好意的に受け取るくらいでちょうどいいんだよね。
boxcox.net、遠藤武。