一兵卒。

daily9 大前提。

一兵卒のままというのは、

実は非常に脆弱だ。

ストレートに言ってしまうと、

組織勤めだろうと独立していようと、

社会的地位という変数が多分に関わってくる。

「誰が言ったか」より「何を言ったか」が、

尊ばれる個の時代ではあるが、

SNSで誰でも自作自演できる今となっては、

「どのような経験を持つ誰が言ったか」

がいっそう重要になってしまっている。

例えば企業の成長を助ける立場なら、

「年売上高で1000円台〜1000円台」

の格桁について、いずれも打ち手を知らないなら、

それは経験不足であり一兵卒のままである。

時が経てば経つほど、

「一兵卒でしかない」という部分が外に出てしまうと、

「この人は歳のわりに成長せず微妙な実績で、いい人ぶったり偉そうにしているだけの、残念な人だな。」

という、下々のポジションを確保してしまう。

誰もこんなことはいちいち言わないが、

実はかなりの割合でバレている。

売上高兆円単位の親会社から、

その子会社や孫会社まで内部を見てきた立場としては、

くっきりとその企業ごとの格式で、

人材の質が決まってしまうことを認める以外にない。

これはサラリーマンだけでなく、経営者も同じだ。

 

現実解。

一兵卒はあくまで「誰かにマネジメントされる側」だと気づこう。

大きい発想を持つ人は名もないころから「自分からマネジメントする側」だ。

規模が大きくなる環境や組織を、作るべくして作っているだけでしかない。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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