何かにつけて、
「あなたにお客を紹介します(ただしマージンをX%取りますのでよろしく)」
という自称コンサルを結構見かける。
私は経営者さんからの本音の相談で、
「遠藤さん、こういう人ってどう対処したらいいですか?」
と困った顔で聞かれることが多い。
その場合は例外なく、
「あなたの本音で、その人を無償で助けたいと思うなら従い、そう思えないなら即断ってください」
と答えるようにしている。
要はなんでもマージンを取ろうと自称コンサルは、
ストレートに言って実力がないからマージンを取って下に逃げているのだが、、、
実力がないから紹介してくる人も目を覆いたくなるほどダメダメであるケースが極めて多い。
あなたがそのような本心から人を助けたいと思うなら、
その通りにすればいいだけである。
あなたの本心が少しも動かないなら、
経営者として即断即決で「おことわり」するのが優しさだ。
これはあなたが経営者でなくとも、
毎日の人付き合いについてさえ同じことが言える。
友達づきあい、恋愛、師弟関係、
部下と上司、取引先、組織の関係者全般
果ては親子関係まで、
良好な関係はどこかに先義後利(せんぎこうり)がなければ、
本質的には何も始まらない。
現実解。
先義後利でお付き合いしたいと思える人は、
実力や器の大きさがそこに眠っているので、
ワクワクするに決まっている。
逆説的だけど、
与えている人が真っ先に伸びるのだから。
比べてしまうと、
お付き合いがないのに先義後利ゼロの人は、
そもそもヘナチョコだと一発でバレる。
ギクリ!とした人は、
この場で直しておくと、
幸せになれるよ。
boxcox.net、遠藤武。